2015.09.30 Wed
センタースタッフブログ
9月30日
こんにちは
もう明日から10月ですね
10月といえばハロウィン
町でよくカボチャのランタン・コウモリ・魔女などで飾られていますね(*^^*)
そこで10月31日のハロウィンまで
私がハロウィンについて調べたことをみなさんに
少しだけ紹介していきますね♫
今日はカボチャのランタンについてです
↓こういうのですね★↓
ハロウィンの時期に見られるカボチャを使ったランタンは
一般的に「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれるそうです。
日本語に直訳すると「ジャックのちょうちん」となりこのランタンを
家の中や外に飾るだけで「ハロウィン」の雰囲気になりますね
そんな「ハロウィン」の顔ともいえる
ランタンの持ち主である「ジャック」という名前ですが
海外では男性に使われる一般的な名前だそうで
「ジャック・オー・ランタン」に関する逸話は世界中に数多くあるようです。
そのお話の1つをご紹介します。
その昔、人をだます事が得意なジャックという男がいました。
ある日、地獄から悪魔がやって来てジャックに言いました。
「おい、お前が人をだます事が得意なジャックだな。
お前の様な悪人の魂は高く売れるからおれさまが買ってやろう。いくらだ?」
悪魔に魂を買うと言われてジャックはびっくりしましたが
(どうせ、おれは悪人。死んだら地獄行きそれなら
この悪魔を利用して死ぬ前に遊びたおそう)と考え、悪魔にこう言いました。
「おれの魂を買うと言うのなら、代金は銀貨だ。
それも、使っても使っても財布からなくならない銀貨にしてくれ。
そしたら10年後、おれの魂をあんたにやろう」
「よし、それでは10年間、おれがなくならない銀貨になってやろう」
悪魔はそう言うと銀貨に変身して、ジャックの財布の中に飛び込みました。
それからジャックは、使っても使っても減らない悪魔の銀貨を使って遊び回りました。
そして10年後、悪魔の銀貨が財布から飛び出してきて元の姿に戻りました。
「さて、約束通りお前の魂をもらうよ」
「ああ、約束だから魂を持って行くがいい。ただ、約束したのは10年前のお昼過ぎで
今はまだお昼前だ、魂を取られる前に最後の食事をしたいから、
あのリンゴの木になっているリンゴを取ってくれないか?」ジャックはそう言って
一本のリンゴの木を指さしました。
「そうか。それなら最後の食事を楽しむといい」悪魔はそう言うと
リンゴの木に登って、低いところにあるリンゴの実を取ろうとしました。
するとジャックが、上を指さして言います。
「それでは小さい。もっと上の、あの葉っぱの奥にあるリンゴだ」
「よし、あの葉っぱの奥だな」悪魔はさらにリンゴの木を登って
ジャックが指さしている葉っぱをめくってみました。
そして葉っぱの奥にある物を見てびっくりです。そこには十字架が彫ってあったのです。
実はこの十字架、昨日のうちにジャックが木に登って彫り刻んだ物でした。
「ジャックさん。どうか助けてください」
「ああ、助けてやってもいいが、おれの魂を取る事を諦めるかい?」
「はい、諦めますから、早く助けてください」
「でもどうせおれは地獄行きだ。だから、死んでも地獄へ行かなくてもすむ様にしてくれないか?」
「それはちょっと・・・」
「いやなら助けてあげないよ」
「分かりました。死んでも地獄へ行かなくてもすむようにします」
「口約束では駄目だ。ちゃんと契約書を書いてもらうよ」
こうしてジャックは悪魔を助ける代りに
死んでも地獄へ行かなくてすむ契約書を手に入れたのでした。
さて、それから何十年か過ぎて、とうとうジャックに寿命が来ました。
死んだジャックに地獄からの使いが来ましたが
ジャックが悪魔との契約書を見せると地獄からの使いは諦めて帰っていきました。
「よしよし、これで地獄行きはまぬがれた。おれが行くのは天国さ」
ジャックは天国へ行くと中に入ろうとしましたが
天国の門番がジャックを中に入れてくれません。
「お前は多くの人をだました悪人だ。天国へ入れる事は出来ない」
こうしてジャックは、地獄と天国との道を今でも行ったり来たりしているそうです。
明かりをカブに入れてランタンの代わりにし
ジャックは今でも暗闇を一人で歩き続けている。
それが「ジャックの提灯」と呼ばれ、
その明かりは夜中に不思議な光として現世で目撃されると
哀れなジャックの話に倣って「ジャック・オー・ランタン」となったそうです
ハロウィンにジャック・オー・ランタンを玄関前に提げると、
善霊を呼び寄せ、悪霊を避けると言われているそうです\(^^)/
長い文を読んでいただきありがとうございました(^_-)★